どわーッ! 桃太郎んとこのサルじゃねーか!
ひえー!
ん? ちょっと待って、ミカワ。 このサルなんか言ってるみたいだよ。
ふん、ふん。
ふむふむ・・・。
なるほど、なるほど。
・・・どうだ?
なに言ってるかさっぱりわかんないね。
なら、最初からそう言えよ!
いやー。 試しにやってみようと思ったんだー♪
その結果、若干怒らせてしまったようです☆ d( ̄ー ̄)
バカヤローッ。 なんとかしろッ!
ごめーん。(・ω・)
あッ! コラッ! サルッ! 玄関のものをひっかくんじゃない!
うあー。 シッポでペチペチされるー。
バナナだ! バナナ持ってこい!
ごめーん。 5本とも昨日食べちゃったー。
なっ!? オレの分くらい残しておけよ! この食いしん坊め!
そだ! さっきボクらに伝えたかったことをホワイトボードに絵を書いて説明してもらおうよ。
そんなことできんのか? ・・・だが、とにかくコイツには落ち着いてもらわねばならんからな。
やらせてみるねッ!!
よーし、くそザル! これに何か書いてみろ。
お。 おー! 書いてる、書いてるー♪
やってみるもんだな。
どれどれ。
ふんふん・・・どーやら桃太郎んとこからまだ家出してるようだね。
・・・長げーな。 もう3週間以上前だぞ、そのくだり・・・。 それで?
ふんふん・・・どうやらここに泊めてほしいみたいだよ。
なにぃ? なんでオレたちが桃太郎の仲間を泊めなきゃならんのだ。
"冷てぇヤツだなお前は。 この寒空にサル1匹、野宿させるなんて"って。
今はけっこうあったかいだろ。 過ごしやすい季節だと思うぞ。
"やれやれ。 あーいえばこーいうヤツだな、お前は"って。
ぬぬ。 泊めてほしいくせに何なんだこの上から目線は。
なになに? ふんふん。 どうやら泊めてあげたら桃太郎の弱点を教えてくれるらしいよ。
ぬ・・・な、なんだと?
"悪い話じゃないだろう☆" ・・・って、このサルなかなか大胆なヤツだね。
人の弱みにつけこもうとするところは気に入らんが。 うーむ・・・弱点か。
"こんなチャンス、二度とないぞ。 迷ってるくらいなら行っとけって"って。
おお? コジロー、起きたのか。
おはよー、コジロー♪
"その犬、ここに住んでんのか?" だって。
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