2012年11月1日木曜日

いどばた☆オーガの悪だくみ。


 
いあー、今日もいい天気だねー♪

 
公園を散歩するのは気持ちがいいな☆

 
あ。 おじさんがハトにエサあげてるよ。

 
バカだな、のぶお。 あれはハトではない。 キジという鳥だ。

 
キジかー。 さすがミカワだねー。 ものしりー。

 
ふふん♪ まあな。

 
公園といえばハトだから、勘違いしちゃったよ。

 
まあ、ふつう公園にそうそうキジなんかいないけどな。 そもそもなんでこんなところにキジが・・・。

 
あれ? よく見るとなんかあのキジ、見覚えあるよ。

 
あれは・・・? モモタロウんとこのキジじゃねーかっ! なんでこんなところにっ!?

 
そっか、 キジくんかー。

 
あのやろう・・・まさかオレたちの油断してるところを狙って襲ってくる気じゃ・・・。

 
キジくんのくちばし、地味に痛いからねー。 凶器以外のなにものでもないよー。

 
かくなる上は、やられる前にやるしかないな! 今、ヤツはエサを食べるのに夢中だから、オレたちの存在には気づいていまいッ!

 
先手必勝ってヤツだね、ミカワ!

 
だが今はオレたちの方も丸腰だぞ。 多少の負傷は覚悟しておけ!

 
今度から公園の散歩には"金棒"持ってこなきゃねっ!

 
よーし、キジめ! 覚悟しろよー! ふははーっ!!

 
ちょっと待て貴様ら。 うちのキジ乃助(きじのすけ)になにをする気だ。

 
え・・・? うあーーーーーっ!!! (((°□°;)))

 
の・・・、のへぇーーーっ!!

 
も・・・モモタロウッ!!

 
おう。

 
なんでこんなところにっ!? そもそもスーツなんか着て・・・、何してやがるッ!?

 
ああ、これか。 なに、鬼ヶ島があまりにも暇すぎるんでな。 たまにこうして街に出てきているのだ、オレは。

 
なにぃ!?Σ( ̄□ ̄)

 
そんで今、鬼ヶ島を観光の地として宣伝すべく、この街の市長に話を持ちかけておるところだ。

 
えぇ!?

 
ちょ・・・! なんてことを! 何、勝手にやってんだー!?

 
いやいや。 せっかく土地を持ってんだから、有効活用しないとな。 安心しろ。 活気のある島にしてやるから♪ ゆくゆくは世界遺産だぜ。

 
世界遺産・・・。

 
バ、バカヤロー! 由緒正しき、オニの聖地を。 あそこはオレたち、オニだけが入っていける地として守っていかねばならんのだー。

 
しょーがないだろ。 人がいなけりゃ島は荒れていく一方だぜ。 オレ1人ではとうてい追いつかん。 浜辺のゴミ拾いとかやりたくねーし。

 
お前がオレたちを追いだしたんだろがーーっ! ちゃんとやれやー!

 
ふーむ。 ところでお前ら、うちのキジ乃助になんか用だったのか?

 
・・・うっ。

 
(へ、下手なこというとボコボコにされちゃうよ、ミカワッ! うまくごまかさないと・・・)

 
(わかっとる! オレに任せておけ!)

 
なんだ?

 
モモタロウよ、オレは"キジ"などとは一言も言ってないぞ。

 
いや、言ってただろ、今。

 
言ってない。

 
言ってた。

 
(ぬぁあああーッ!! なんて強情なヤツなんだーーッ!o(≧□≦)o)

 
(がんばって、ミカワ!! 金棒のないボクらじゃ、万が一にも勝てる見込みがないよ!)

 
お前らどーせ、オレのいないスキにキジ乃助を襲おうとか企んでたんだろ。

 
(ばーれーてーるー!Σ( ̄□ ̄|||) )

 
そ、そんなことは・・・ッ!

 
フ・・・。 まあ今のオレは機嫌がいい♪ 今日のところは見逃してやろう。

 
え? マジで?

 
よ、よかった・・・。

 
なんせ、鬼ヶ島まで高速船を通してくれるよう、市長が承諾してくれたからな。 これからは街まで出るのが楽になるぜー。

 
な、なんだとー!!

 
ミ、ミカワ・・・! 今日のところはいったん引きさがろッ!

 
ぐ・・・ぐぬぬ~・・・。

 
じゃあ、またな。 おっと! キジ乃助がハト達にボコボコにされてるッ! こらー!! お前らー!!

 
・・・。

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